池江璃花子 復活!

2000年7月4日、水中出産で産まれ、生後3歳から始めた水泳は5歳で4泳法すべてで50メートルを泳ぐ。区内在住で小岩第四中学校出身.。現在は横浜ゴム所属。

中学生時代には50メートルおよび100メートル自由形で短水路中学記録を更新するなど頭角を現し始め、2016年リオデジャネイロオリンピック、2018年日本選手権、パンパシフィック水泳では主要世界大会で初めてのメダル獲得と、世界にその名を轟かせた池江璃花子さん。

しかし、2019年2月に悲劇が彼女を襲います‥

輝かしい記録

2014年には50メートルおよび100メートル自由形で短水路中学記録を更新するなど頭角を現し始め、2016年、リオデジャネイロオリンピックには7種目に出場。2018年は日本選手権出場4種目で計6個の日本記録を更新し一気に飛躍。パンパシフィック水泳では主要世界大会で初めてのメダル、しかも金メダルを獲得しました。この勢いのまま、アジア競技大会では日本選手初の6冠を達成し、大会最優秀選手(MVP)に選出され世界にその名を轟かせました。

白血病とは‥

急性リンパ性白血病は、白血球が非常に若い段階でがん化してしまう血液のがんで、小児や15~39歳のAYA世代(Adolescent and Young Adult)に比較的多い。

抗がん剤治療中に感染症や臓器の機能障害などの合併症が起きることがある。池江さんの所属先は、合併症が起きたために骨髄移植といった造血幹細胞移植を受けたと発表した。

 一般的に造血幹細胞移植を受けた後は、感染症や免疫反応による合併症が起こることがあり、合併症を防ぐため長期間、外来に通い検査や治療を続けることになる。

 さらに再発することもあり、患者は常に不安を抱えている。症状が落ち着いた「寛解」を5年間維持して、ようやく病気が治ったとみなすことができる。

移植を受けなくても、薬で筋力が落ちたり、長い入院で全身の体力が低下したりする。大阪国際がんセンター血液内科の多田雄真医師(34)は「退院後、日常生活を送るだけでも体力の衰えを自覚される人が多い」と説明する。

復活!

池江選手は2019年2月に体調を崩し、医師に急性リンパ性白血病と診断された。約10カ月入院し、同年12月に退院した。

退院後の2020年には、2024年のパリオリンピックへの出場を目指し活動を再開し、10月には早くもインカレに出場、復活をアピール。2021年2月には日本代表選考会の参加標準記録をクリアし、4月の日本選手権で「全種目優勝の4冠」を達成。そして東京2020大会に出場と、トップ選手として復帰を果たしました。

最後に‥

杭州アジア大会】池江璃花子「自分も頑張らなきゃなって」6冠の中国 ...

杭州アジア大会は29日、競泳女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子が銅メダルを獲得した。メダルセレモニーの後、25秒10の大会新記録で優勝し、大会6冠を達成した中国のエース・張雨霏と涙ながらに抱擁。長年、ライバルであり友人として切磋琢磨してきた2人は、池江が白血病から復帰した後も張は常に励ましてきた。この場面は日本のみならず、地元・中国でも感動を呼んでいる。

病魔と闘い、並々ならぬ努力により今大会で復活しメダルを獲得した池江選手。

その姿に勇気づけられ、感動した人は少なくないはずです。

これからの益々の活躍を期待しています。

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