タレントの網浜直子(55)が19日、都内で舞台「Home」(10月6日から9日、東京・浅草花劇場)の制作発表会見に登壇した。
同舞台は、歌手・木山裕策の楽曲「home」から家族愛をテーマにしたオリジナルストーリー。昨年3月に初演され、今回が再演。主演として、長男役を韓国ボーカルグループ「TRITOPS」のイ・ウゴン、次男をTRITOPSのチャン・ユジュン、三男を韓国グループ「BOYFRIEND」のノ・ミヌが演じ、網浜は女手一つで育てるシングルマザー役で、舞台は初挑戦となる。
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人物・来歴
網浜 直子(あみはま なおこ、1968年8月12日 )は、日本の女優・歌手・マルチタレント。愛称:アミー。本名:秦 直子(はた なおこ、旧姓・網浜)。夫はタレントの松山三四六。
兵庫県神戸市灘区出身。162cm。血液型はB型。所属事務所はアンクル・エフ→オフィスフットワークス(ビーイング系列)→JVCエンタテインメント→ハート・レイ(旧・ハーキュリーズ)。
神戸市立長峰中学校卒業後、神戸ベルのケーキ工場で就業中、1984年にミス・セブンティーンコンテストで18万325人(応募総数歴代最大)の応募者の中から松本典子とダブルでグランプリを獲得した。ミス・セブンティーンコンテストの同期出場者には国生さゆり、渡辺美里、工藤静香、斉藤さおり、森村聡美、藤原理恵、木村亜希などがいる。
所属芸能事務所アンクル・エフ(現・ジャパン・ミュージックエンターテインメント)、所属レコード会社CBS・ソニーと締結。翌1985年、デビューとなる映画『バロー・ギャングBC』で松本典子と共にシブがき隊と共演した。以降、映画『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇』『仁義なき野望』、ドラマ『愛という名のもとに』、『温泉へ行こう』、『同・級・生』、『ママまっしぐら!』など数多くの作品に出演。同年、『竹下涙話』で歌手としてもデビュー。キャッチフレーズは「ちょっと変な女の子」。
同期の中山美穂、森下恵理、斉藤さおりとは親友だった。今でも仲はいいらしい。中山が1993年に出したアルバム『わがままな あくとれす』の5曲目「Dear My Friends」ではAmieというニックネームで他数人と歌詞内に登場している。ちなみに同アルバムのラスト曲「こんな日の雨なら大好き -The Rain Came Down-」では中山と共作で作詞の欄にクレジットされている。斉藤さおりが1988年に発売したアルバム『FOLLOW MY HEART』収録曲「Ammie」は、斉藤が網浜に対して親友としての思いを伝えた曲。
1985年の自身の誕生日、8月12日に行われた日本青年館での【ファースト&バースディコンサート】では、当時親友のダンプ松本、中山が花束を抱え祝いに駆けつけた。出演CMカゴメ「IMO」のCMソング「シリアス」、「夏・体験物語」挿入歌のマイアミ・サウンド・マシーンのカバー曲「ホット・サマー・ナイト」などリリース。1987年コーセー化粧品「ソニア」のCMソング「夏は目の毒、恋の毒」はCMが大量に放送され、同化粧品の1987年キャンペーンガールも務めた。2ndアルバムや未唯とのデュエット曲『ブレイク・モーション』はお蔵入りになったが、デュエット曲は2002年の「未唯ゴールデンベスト」でCD化された。
1992年に同じ事務所の飯島直子とデュオ「W-NAO」(ダブル・ナオ)を結成(ビーイングによるプロデュース)し、シングル『孤独のRunaway』アルバム『W-NAO』などをリリース。
日本テレビ「ものまねバトル大賞」での共演がきっかけで1998年にタレントの松山三四郎(当時の芸名)と結婚。2001年5月に長男を出産し、次いで年子となる次男も出産。現在は女優、タレント業を中心に活躍している。
2007年12月には、ソニー・ミュージックから過去発売された全6枚のシングルA面/B面と12インチシングルの音源全15曲が完全収録された『Amie’s 2nd Avenue -Singles Collection-』がインターネットサイト限定で販売され、2009年6月にはアンコールプレスとして再発売された。
2011年3月、歌手としてMOWRIX JAPANより企画物シングル「しなの恋巡り」を発売。作詞は夫の松山三四六が担当。
女優 網浜直子
網浜といえば、1984年に「ミスセブンティーンコンテスト」グランプリを受賞。翌85年、副賞だったシブがき隊主演の映画「バロー・ギャングBC」出演で女優デビュー。80年代に女優、歌手として一世を風靡し、92年には飯島直子とデュオ「W-NAO」を結成したことでも話題を集めた。
98年にものまねタレント・ラジオパーソナリティとして活躍する松山三四六と結婚し、2人の息子に恵まれ、育児を主にしてきた。
女優業としても、2006年のテレビ朝日系ドラマ「松本清張 けものみち」以来、17年ぶりとなる。
網浜は「実の生活では息子が2人いるんですけど、こんなキラキラしている3人のお母さん役をやれるんだと、ときめいてしまった。私はブランクがありまして、かなりの間、女優業を離れて子育てをしていた。演技、ステージに立つ部分では本当に舞台は初めてになるので、始まる前からドキドキしている。気を引き締めてやらなきゃと思います」と語った。
報道陣から「女優業への復帰」について聞かれると、「舞台は初めてですけど、ドラマとかも20年近く前になる。私生活がドラマだったので、作品とはあまりかけ離れてないですけど」と笑わせた。
二人の息子
2人の息子はともに慶大生で、次男(21)は「ミスターSFCコンテスト2022」でグランプリを獲得したほどのイケメン。テレビ番組では〝親バカ〟ぶりを披露したこともあった。
網浜は女優復帰は息子たちの後押しもあったという。
『お母さん、いい加減、自分たちのことばっかり面倒を見ないで』
『さっさと社会に出て旅立ってください』みたいな感じで言われた」と苦笑い。
「私が子育てにかかりきりで、ずっと家にいたので、子供たちにばかり目が向いて、さすがに20歳も過ぎて大人になってきたら、〝うざい〟〝もういいよ〟みたいな感じで…。どんどん(芸能活動を)やってと、家を出された感じなんです。子供たちの成長も実感しました」と明かした。
ちなみに、息子たちの芸能界デビューの可能性については「それがまだ謎ですね。長男は1人暮らししてて、そんなに話す機会もないので。芸能活動をするとしたら『どっちも頼らずにいようね』とはお互いに話しています。同じ芸能の仕事をすることになったらですけど」と、母親の顔をのぞかせた。
17年のブランク
テレビ・ドラマ
- 夏・体験物語(1985年、TBS) – 村木すみれ 役
- しのび逢い(1986年、TBS)
- 夏・体験物語II(1986年、TBS) – こずえ 役
- 金曜日には花を買って(1986年、TBS) – ノンちゃん 役
- あまえないでヨ!(1987年、CX) – 早苗 役
- セーラー服露天風呂卒業旅行(1987年、CX)
- 同級生は13歳(1987年、CX)[6]
- あきれた刑事(1987年、NTV) – 由香利 役
- ママはアイドル第8話(1987年、TBS)
- とまどいの夜(1988年、TBS)
- 花王名人劇場 「裸の大将放浪記」第27話「清の沖縄ほうろう記」(1988年6月12日、KTV) – 伊佐子
- 男と女のミステリー(CX)「くねり坂」(1988年)「母と名乗れない」(1989年)「Vの悲劇」(1990年)
- 月曜・女のサスペンス「はばたきたい」(1988年、TX)
- 意地悪ばあさんスペシャル(1988年、CX)
- 火曜スーパーワイド(ANB)「七つの顔をもつ女」(1989年)「美人ツアコン婚前旅行殺人事件」(1990年)
- もっとあぶない刑事 第15話「不惑」(1989年1月、NTV) – 牧野めぐみ 役
- 同・級・生(1989年、CX)
- 水曜グランドロマン(NTV)「産婦人科病棟」(1989年)
- Pente d’amour(1989年、CX)「駅」(1990年)「男と女のエアポート」(1990年)「看護婦物語」(1990年)
- 木曜ゴールデンドラマ「どんでん家族」(1990年、NTV)
- プラチナ・ストーリー(1990年、CX)
- 東芝日曜劇場「四月の雨」(1990年、TBS)
- 日本一のカッ飛び男(1990年、CX)
- ハネムーン・ウォーズ(1990年、TBS)
- 土曜ワイド劇場(ANB)「玉の輿殺人事件」(1990年)「ゴルフスクール華麗なる女たちの斗い」(1992年)「狙われた花嫁」(1992年)「京都B級グルメ殺人事件帖オムライスの奈謎」(1997年)
- 「私を信じて!」(1997年)
- 「キソウの女〜刑事部機動捜査隊〜」(2003年)
- 火曜ミステリー劇場(ANB)「東京下町の殺人」(1990年)「死のハネムーン」(1990年)
- カサブランカ物語 怪盗に口づけを!(1990年、TX)
- 男について(1990年、TBS)
- 浮浪雲(1990年、TBS)
- 東芝日曜劇場「夢の涙」(1990年、TBS)
- 代表取締役刑事 第39話「勇気ある追跡」(1991年、ANB・石原プロ)
- 幕府お耳役檜十三郎 第1話「公儀大目付の陰謀」(1991年、TX・松竹)
- プレイ・アローン(1991年、TBS)
- 映画みたいな恋したい 「ゴーストニューヨークの幻」(1991年、TX)
- 刑事貴族2 第17話「グッバイガール」(1991年)
- 喧嘩屋右近 第11話「連続殺人!殺し屋の罠」(1992年)
- 愛という名のもとに(1992年、CX)–小沢有希 役
- おとなの選択(1992年、TBS)
- 女医・彩子 伊豆半島恐怖の往診(1992年、CX))
- 華やかな密室殺人(1992年、TBS)
- ほんとうにあった怖い話(1992年、ANB)
- 東京チャッカリ娘(1992年、TBS)
- 誰かが彼女を愛してる(1992年、CX)
- 俺たちルーキーコップ 第14話「大反撃」(1992年、TBS) – 野口智子 役
- さすらい刑事旅情編(ANB・東映)第5シリーズ 第2話「東北新幹線・昏睡強盗の女」(1992年)第6シリーズ 第20話「万馬券の女・自己破産の秘密」(1994年)
- わたしってブスだったの?(1993年、TBS)– 今村知恵 役
- 火曜サスペンス劇場(NTV)「疑惑のカルテ」(1994年)
- Virgin Kiss(1994年、RKK)
- 花王愛の劇場「夏は秘密がいっぱい!」(1994年7月 – 9月、TBS)
- 僕らに愛を!(1995年、CX)
- 君を想うより君に逢いたい(1995年、KTV) – 田辺真理子 役
- ひよこたちの天使(1996年、TBS)
- グッドラック(1996年、NTV) – 栗原妙子 役
- 結婚式まで(1997年、CX)
- 花王愛の劇場「ぐっどあふたぬ〜ん」(1997年、TBS) – 赤松加世子 役
- 白衣のふたり(1998年、THK製作、CX系) – 主演・浜田美樹 役
- 愛の劇場「温泉へ行こう」(1999年、TBS) – 大谷雅代 役
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬II 第9話「噂の女」(1999年、TBS・C.A.L) – おもん 役
- 浅見光彦シリーズ13 須磨明石佐t神事件(2000年、TBS)
- 愛の劇場「ママまっしぐら!」(2000年、TBS) – 石橋みゆき 役
- バスストップ(2000年、CX) – 史村千賀 役
- 愛の劇場「ママまっしぐら!2」(2001年、TBS) – 石橋みゆき 役
- プラトニックセックス〜20歳の純愛編(2001年、CX)
- 恋愛偏差値第3章「彼女の嫌いな彼女」(2002年、CX)
- 愛の劇場「ママまっしぐら!3」(2002年、TBS) – 石橋みゆき 役
- 愛の劇場「ほーむめーかー」(2004年、TBS) – 橘理恵 役
- ケータイ刑事 銭形泪(2004年、BS-i)
- 汚れた舌(2005年、TBS)
- 松本清張 けものみち(2006年、EX) – 久恒薫 役
映画
- バロー・ギャングBC(1985年) – サツキ 役
- トットチャンネル(1987年) – 横井美保 役
- ころがし涼太 激突!モンスターバス(1988年、シネ・ロッポニカ、にっかつ) – かおり 役
- ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇(1989年) – メイコ 役
- 押忍!!空手部(1991年) – 武井由貴 役
- さわこの恋(1991年) – 岡崎めぐみ 役
- 悪友–ごろつき–(1993年) – 遊子 役
- 人間交差点 道(1993年) – 主演・川村織江 役
- 獅子王たちの最后(1994年) – 佐伯りえ 役
- 姐・極道を愛した女・桐子(1994年) – リサ 役
- 洗礼(1996年) – 谷川の妻 役
- 仁義なき野望(1996年)
- 義務と演技(1997年) – 水谷美奈子 役
- 人間椅子(1997年) – バレエ好きの若い娘 役
ビデオ作品
- 妖怪天国(1986年) – 松姫 役 ※主演
- 彼女2 Kanojo No Jijyou(1990年) – 陽子 役 ※七瀬なつみとW主演
- LSD –ラッキースカイダイアモンド–(1990年) – 主演
- 女囚さそり 殺人予告(1991年) – 友情出演
- Sexy Cat(1991年) – イメージビデオ
- 天使の砲弾(1992年) – 主演
- 稲川淳二のホラー・ビデオ パンドラの箱(1992年)
- パチンコ物語 浪花の勝負師(1993年) – 主演
- ごんたくれ(1993年)
- 夜光虫の街 チーム
- ロシアンルーレット 最後の賭け
- ど・チンピラ Part3(1993年)
- 仁義5 関東頂上決戦(1995年)
舞台
- Home(浅草花劇場 、2023年10月6日~10月9日予定、初舞台作品) – 母:山郷 充子 役
バラエティ・教養番組ほか
- 一枚の写真(1992年、CX)
- 天使のU・B・U・G(1994年 – 1995年、CX)
- 超次元タイムボンバー(EX)
- ものまねバトル(NTV)
- スーパースペシャル’96(NTV)
- クイズところ変れば!?(TX)
- ワイドショーWHO(KTV)
ラジオ
東京スーパーエンジェル(文化放送)ラジオ